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日給月給制では遅刻、早退、欠勤はご法度
4月の春先の就職シーズンをながめると、希望に満ち溢れた若い新入社員であふれています。テレビのニュースなどでフォーカスされるのは、なんといっても一流上場企業の社員たちです。これからの日本を背負ってもらう責任があるので、どうしても熱い視線が注がれるということになります。これらの期待される新入社員たちの給与ですが、完全月給制と称されています。有給休暇などの社員福利厚生が充実しているのが特徴です。一方、別の視点で世の中を見渡してみると、別の風景が見えてきたりします。それは全労働者の4割とも称される非正規労働者の話しです。これらの非正規労働者たちが置かれている職場環境は熾烈です。給与の体系にしても、完全月給制ではなくて、日給月給制をとっている会社がほとんどです。有給休暇などの福利厚生は、非正規労働者たちの末端までには到達していないのが現状です。
日給月給制で働く非正規雇用者たちにとって、遅刻、早退、欠勤はご法度です。一流企業の社員の場合には、遅刻、早退、欠勤をしたとしても、それが記録されるだけで、給与から差し引かれるといったことはありません。日給月給制の非正規労働者では、遅刻、早退、欠勤をすれば、情け容赦なく、給与から差し引かれます。